ChatGPT、ただのAIじゃなく「仕事の相棒」になった話
ChatGPTって、検索の代わり?文章直してくれるツール?
そう思っていた頃もありました。
でも、今の私にとっては、**仕事中ずっと隣にいてくれる“相棒”**のような存在です。
今回は、実際に私がChatGPTを活用している
**「文章校正」「議事録作成」「Excel設計」**の3つの場面について、具体例とともにご紹介します。
1. 文章の校正・書き直し|“プロの視点”を借りられる便利さ
お知らせ文や社内文書を作るとき、
「この言い回し、ちょっと固いかな?」
「もっと自然で伝わる書き方がしたい」
そんなとき、ChatGPTにこうお願いしています:
この文章を、読みやすく丁寧な表現に直してください。
文章校正のプロの視点で、相手に配慮した表現ができているかも見てください。
すると、ただの言い換えではなく、
読み手を意識した「文章の設計図ごと」書き直してくれるような感覚があります。
▼さらに:
「最初から案が欲しい」というときは、
○○向けのお知らせ文を作りたいのですが、文章の構成例をいくつか出してください。
と聞けば、構成案+文例セットで複数提示してくれるのも便利。
まるで「頼れる先輩が文章の型から教えてくれる」感覚です。
2. 議事録づくり|文字起こしアプリ+ChatGPTで効率UP
議事録作成は地味だけど重たい作業のひとつ。
私がやっているのはこの流れ:
1. スマホの文字起こしアプリで会議を録音・文字起こし
2. ChatGPTにテキストを貼り、「会議議事録として整えて」と依頼
3. 口癖・重複・関係ない雑談(いわゆる“ケバ”)を取り除いて要約してもらう
ここで重要なのが、「会議の概要」を先に伝えることです。
これは〇〇部署の定例会議で、今期の予算と課題が議題です。議事録として要点を整理してください。
こう伝えると、ChatGPTは議題ごとに内容を整理し、
「次回までの課題」「各担当の発言要約」まできれいに整えてくれます。
▼さらに:
「どんなことを書けば議事録になるか分からない」というときは、
会議の要約をしたいのですが、必要な情報をこちらが書き出しやすいように質問してもらえますか?
とお願いすれば、「これは話しましたか?」「誰が担当でしたか?」と質問形式で誘導してくれるので、自分の頭も整理しやすくなります。
3. Excelのデータベース設計|“業務の話をするだけ”でOK
私は現場の点検や申請管理など、いろいろな情報をExcelで整理する必要がありますが、
毎回「どの項目を入れるべきか」で迷っていました。
そんなときChatGPTにはこう聞きます:
○○業務のデータ管理をしたいのですが、どんな項目を設定すればよいですか?
紙ではチェック方式でしたが、デジタルでカレンダー+担当者別に記録したいです。
すると、ChatGPTはこんな提案をくれます:
• 日付
• 担当者名(プルダウン形式推奨)
• 点検結果(○/×)
• 補足メモ(異常があったときだけ)
• 点検フラグ(自動で色分けなども可)
この時点で、「あ、何を管理すべきか」まで一緒に考えてくれてるんだと実感。
▼さらに:
• 「Excelで貼れる形でください」と言えばCSV出力可
• 「この列で異常があったときだけ色を変えたい」と伝えれば、条件付き書式や関数も一緒に考えてくれる
細かい修正や調整も、「この部分をもう少しこうしたい」と伝えれば何度でも提案し直してくれます。
まるで「Excelに強い相棒とチームで設計している」感じです。
ChatGPTは“正解をくれるAI”じゃなく、“考えを整理してくれる相棒”
うまく聞けないときもあります。
でもChatGPTはこちらの言い方に合わせてくれるし、
「こうしたらもっと良くなるよ」と優しく提案してくれます。
• 考えがまとまらないとき
• アイデアが欲しいとき
• ひとりで抱えたくないとき
そんなときこそ、ChatGPTは**「ただ黙って聞いてくれる存在」**としてもありがたいです。
おわりに
ChatGPTを“使いこなす”必要なんてありません。
必要なときに話しかけるだけで、あなたの仕事に静かに寄り添ってくれる存在になると思います。
「こんなこと聞いていいのかな?」と思っても、
まずは一言、「これ、どうしたらいい?」と聞いてみてください。
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