「万能プロンプト」なんてないよねって話

よくあるじゃないですか。
「このプロンプトを覚えれば、もう仕事が秒で終わります!」みたいなやつ。

いやー、わかります。私も前はそういうのを探してました。
自分でもそういう記事を書いたことがありました…。

でも今になって思うんですよね。
「そんな万能プロンプト、ないなぁ」って。


プロンプトって“出発点”でしかない

例えば、料理も「この材料で作って」って言われても、「はい」って作れませんよね。
肉や野菜の切り方とか、煮込み時間、焼き加減とかで味が変わるし、何人分なのとか。

ChatGPTのプロンプトもそれに近い感じで、テンプレがあったら便利は便利なんだけど、結局そこから「もっと短めに」とか「柔らかい感じで」とか、細かい注文を足していく必要があるんですよね。

だから「万能な一言」は存在しなくて、むしろ会話を積み重ねて“育てる”方が断然いい。


課金して気づいたこと

ちなみに私はChatGPTに課金をしてます。
最初は「高い」って思ってたんですけど、使いはじめたら一気に出番が増えて、結果的にもう手放せない感じに。

課金したから急に魔法がかかるわけじゃないんですけど、「使い方次第でリターンが変わる」っていうのは本当にそうだなぁと思ってます。

あと、無料だとすぐに使用制限にかかってしまいます。


APIを触って「やっぱプロンプト大事」と痛感

最近はOpenAIのAPIを動かしてるんですけど、これがまた面白い。
Google Apps Scriptで「AIニュースを自動で要約してメールする」っていう仕組みを作りました。

そこで気づいたのは、会話できない環境だとプロンプトが命!ってことです。
「500字以内でまとめて、最後に一言コメントも」とか、条件を一発で全部入れとかないと、ぜんぜん使えない出力が返ってくる。

逆に細かく入れすぎるとトークン量の問題とか、複雑すぎてよくわからない出力になったり。


結局ね…

ChatGPTって「万能プロンプトをコピペして使うツール」っていうよりも、
「ちょっとずつ会話しながら育てていく相棒」なんですよね。

  • プロンプト集は入口にすぎない
  • 本質は、自分で試して修正して精度を高めること
  • 会話できるからこそ本領発揮する

これ、分かってるかどうかで得られる価値って全然変わるなぁと思います。


今日からできる一歩

もし「どう使えばいいんだろ?」って迷ってるなら、
一個の作業を頼んで、3回くらいやりとりしてみるといいと思います。

「一発で完璧な答えを出すプロンプト」を探すよりも、ちょっと手直ししながら使う方が、結局早いし楽だし実用的。
で、気づいたらそれが“自分にとっての万能プロンプト”になってるんですよね。



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